■市民参加型の共同発電所
 市民参加型の共同発電所建設運動が一つのうねりとなりはじめています。宮崎県からはじまった市民参加型の共同発電所は、滋賀や東京、京都、福井、兵庫、神奈川など全国に広がりつつあります。ドイツやデンマークで実践されている投資対象の市民風車も北海道や東北で3基できあがりました。様々な方式で、地域の特性を活かしながら多様な市民参加型の共同発電所が誕生しています。
 エコテックは、各地でNPOと協力しながら市民参加型の共同発電所づくりに参加してきました。具体例をご紹介します。

エコテック実績紹介 <市民共同発電所編><表示器編

■市民立江戸川第1発電所

市民立江戸川第1発電所は、地域で地球温暖化問題に取り組んでいる環境NPO「足元から地球温暖化を考える市民ネット・えどがわ」(通称・足温ネット)によって設立されました。場所は、足温ネットのメンバーのお一人が住職をつとめる江戸川区内のお寺の屋根。1999年7月から発電を開始し、年間約6,000kWhを発電しています。設置費用の一部は、「太陽かわら寄進」という、昔からあるお寺のかわら寄進にちなんで名付けられた寄付でまかなわれました。市民立江戸川第1発電所では、発電電力の余剰分を電力会社に売電するとともに、環境に対して貢献した「プレミアム分」については、市民版グリーン電力証書「EDOGA-WAT(えどがわっと)」として証券化して販売しています。各地で市民共同発電所の設置を計画している人たちにも自分たちの経験を役立ててもらいたいと、資金計画や収支なども公開しています。エコテックは専門家として計画準備段階からハード・ソフト両面の情報提供を行うとともに、市民参加型の設置工事をバックアップしました。

「足元から地球温暖化を考える市民ネット・えどがわ」
http://www.sokuon-net.org/




■きょうとグリーンファンドのおひさま発電所

特定非営利活動法人きょうとグリーンファンドは、節電分を貯めてグリーンファンドに寄付し、自然エネルギーの共同発電所をつくっていく運動を展開しています。2001年からの3年間で既に4機のおひさま発電所が誕生しています。おひさま発電所の設置場所は、保育園、幼稚園、共同作業所など地域の公共的な施設です。一口3000円〜5000円の寄付金をつのり、NEDOの補助金なども活用しながら設置していきます。完成時には竣工式もかねて多くの市民が参加して点灯式を行います。寄付をしてくれた人の名前を太陽電池の裏に記入し、それを屋根の上にのせるのです。点灯式は、みんなでカウントダウンをしながらおひさまエネルギーが生み出した電気でライトなどを灯します。感動の一瞬です。点灯式には保育園の子供たちも参加して将にお祭り状態です。もちろんこの時にも普及啓発活動は怠りません。地球温暖化や自然エネルギーのミニ講座を行います。ハードだけでなくソフト面もきょうとグリーンファンドは大切にしているのです。エコテックは設置工事だけでなく、ソフト面のセミナーなどでも協力しておひさま発電所づくりに貢献しています。

「きょうとグリーンファンド」
http://www.h3.dion.ne.jp/~kyoto-gf/

太陽光パネルの裏にそれぞれの名前を記入しているところ(あけぼの保育園)   パネルの取り付け(法然院・森のセンター)

点灯式(夢窓幼稚園)   玄関脇に設置された表示盤 発電量によってライトが灯ります(清心保育園)


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