■自然エネルギー学校
 いま注目を浴びている自然エネルギー。でも自然エネルギーのことを詳しく知りたくてもなかなかその機会に巡り会わない、どうしたらもっと詳しく知ることができるのか、利用したいがどうすればよいのか、どこで購入できるのか等々……。そんな要望、疑問に応える市民の学校が全国各地で生まれています。最初にはじまったのは埼玉県の小川町。そこから京都へ伝わり全国に拡大していきました。現在、北は岩手県葛巻町から、埼玉県小川町、名古屋市、京都市、神戸市、岡山市、南は九州の福岡市まで。それぞれ地域によって特徴があります。エコテックでは葛巻町、京都、九州で運営に参加しています。

■葛巻の自然エネルギー学校

岩手県葛巻町の廃校になった分校につくられた地域の新たな活動拠点「森と風のがっこう」が主催し、自然エネルギー推進市民フォーラム(REPP)とエコテックが協力しました。2001年は3回、2002年は5回の連続講座として開校。毎回、1泊2日の日程でおこなわれ、地元をはじめ東北近県や首都圏から幅広い年齢層の多彩な顔ぶれが集まりました。風力、太陽光、畜産バイオマスなどの自然エネルギーについての講義のほか、太陽光や風力による発電システムを自作し、自然エネルギーのある生活を体験しました。このとき製作された太陽光発電システムと風力発電機は、参加者のみなさんの手で校舎に据え付けられ、いまでも順調に発電しています。


■自然エネルギー学校・京都

NPO法人気候ネットワーク、NPO法人環境市民、エコテックの共催で1999年からはじまり、現在5期目。定員30名でワークショップを中心にした体験型の学校です。都市型の自然エネルギーの利用をモチーフにしています。卒業生だけで約120名。大学が多い京都の土地柄かスタッフは若い学生が参加。京都市の京エコロジーセンターが会場を提供しすっかり京都に定着。卒業生、スタッフのネットワークもできつつあります。兵庫、岡山、九州の自然エネルギー学校は京都の学校で学んだことがきっかけで誕生しました。


■自然エネルギー学校・九州

NPO法人再生可能エネルギー推進市民フォーラム西日本(REPW)が主催し、西日本リサイクル運動市民の会とエコテックが協力して2000年から開校しました。定員は30名でワークショップを中心とした体験を重視した運営姿勢は京都と同じす。福岡市を拠点に運営していますが、沖縄や大分、長崎など他府県からの参加者も多くまさに九州の学校としての機能を果たしています。九州は風力発電の設置事例も多く、バイオマスや小水力発電など具体的事例に直に接することができます。こうした九州ならではの特徴を活かしながら運営されています。



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